モバイル技術基礎検定の公式テキスト
『モバイル基礎テキスト 第9版』の選び方と使い方
- 対応テキストは、MCPC の公式ページで案内されている『モバイル基礎テキスト 第9版』(リックテレコム、2024年9月発売、2,420円・税込)です。
- 同じ本がスマートフォン・モバイル実務検定にも対応しています。電子書籍版もあります。
- 試験で問われるのは、似た用語の違いです。1回通して読んだら、問題を解いて間違えたところに戻る使い方がおすすめです。
公式テキストは『モバイル基礎テキスト 第9版』
モバイル技術基礎検定の対応テキストは、MCPC の公式ページで案内されている『モバイル基礎テキスト』です。いまの版は第9版です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | モバイル基礎テキスト 第9版 |
| 出版社 | リックテレコム |
| 発売 | 2024年9月 |
| 価格 | 2,420円(税込。電子書籍版は2,035円・税込の参考価格) |
| ページ数 | 224ページ(変形B5判) |
| ISBN | 978-4-86594-417-4 |
| 対応する検定 | モバイル技術基礎検定、スマートフォン・モバイル実務検定 |
公式ページで、第9版の改訂のポイントとして挙げられているのは、次のような内容です。
- AI の基礎知識や、ChatGPT などの生成AI
- スマートホームの規格 Matter
- 法制度の更新と、AI事業者ガイドラインの解説
どれも新しい話題です。ネット上の古い記事には載っていないことがあるので、第9版を手元に置いて勉強するのが安全です。
買い方
- 書店・ネット書店で買えます。電子書籍版は、Amazon、楽天ブックス、honto、Apple のブックで販売されていると案内されています。
- 書店にないときは、MCPC の公式ページから申込書(Excel)をダウンロードし、MCPC 検定事務局にメールで申し込めます。送料は別に500円で、同じ送り先に3冊以上なら無料です。個人の支払いは前払いです。
- 社内教育や団体受検で複数冊を買うときの割引は、公式ページでは詳細が案内されていません。事務局に問い合わせてください。
範囲は全10章
テキストの範囲は、もちこ道場では全10章に分けています。章ごとの要点は、次の記事にまとめています。
第6章以降(ソフトウェア、コンテンツ、セキュリティ、法制度、5G/IoT/AI)も、同じように要点の記事があります。
使い方のコツ
公式テキストは、試験の範囲の元になる本です。ただ、読むだけでは、試験で問われる「似た用語の違い」に気づきにくいことがあります。
- 1回目は全10章を通して読む。分からない用語には印を付け、細かく覚えようとしない。
- 2回目は、問題を解いて間違えたところを読み直す。正解の用語だけでなく、ほかの選択肢の用語のページも開いて、違いを確かめる。
- 通信とインターネットの章は、特に丁寧に。英字の略語が多く、似た仕組みの区別を問われます。
テキストを使ってどう勉強を進めるかは「勉強時間の目安と計画」にまとめています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
移動体通信サービスを利用する際、従来は物理的なICカードを端末に差し込む必要がありましたが、1と呼ばれる端末内蔵型のモジュールを利用することで、販売店に赴くことなくリモート操作で加入者情報を書き換えて、通信事業者を変えられるようになりました。
答えと解説を見る
正解は 1(eSIM)です。
【概要】
SIMは利用者の加入状態を記録するモジュールであり、eSIMは端末に組み込まれたSIMである。eSIMはカードを差し替えずに加入者情報を書き換えられる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. eSIM正解あなたの解答 eSIMは端末に組み込まれたSIMであり、カードを差し替えることなく遠隔で加入者情報を書き込める。
- 2. microSIMあなたの解答 microSIMは物理的なSIMカードの大きさの規格の一つであり、端末に差し込んで使うため内蔵型のモジュールではない。
- 3. nanoSIMあなたの解答 nanoSIMはmicroSIMよりさらに小さい物理的なSIMカードであり、差し替えが必要なため内蔵型ではない。
- 4. デュアルSIMあなたの解答 デュアルSIMは一台の端末で二つのSIMを使える機能を指し、端末に内蔵されたモジュールそのものの名称ではない。
問2
初期の移動体通信サービスでは、通話のほかに文字だけを送るポケベルのサービスも提供されていた。1996年からは、携帯電話やPHSにも短い文字メッセージを送受信できる1が搭載され、文字でやり取りする利用者が増えた。
答えと解説を見る
正解は 4(SMS)です。
【概要】
SMSは、Short Message Serviceの略で、短い文字メッセージを送受信するサービスである。1996年から携帯電話やPHSに搭載され、文字でのコミュニケーションの利用者が増えた。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. Eメールあなたの解答 Eメールは、携帯メールとして1999年に提供が始まったものであり、1996年に搭載された本問の仕組みではない。
- 2. 写メールあなたの解答 写メールは、カメラ機能の人気を背景に、画像をメールに添付して送受信するものであり、短い文字メッセージを送るサービスではない。
- 3. iモードあなたの解答 iモードは、携帯電話をインターネットにつなぐ1999年開始のサービスであり、本問の文字メッセージのサービスではない。
- 4. SMS正解あなたの解答 SMSは、1996年から携帯電話やPHSに搭載された短い文字メッセージのサービスであり、問題文の年と内容に合う。
第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
前の版のテキストでも受けられますか?
MCPC の公式ページには、旧版のことは書かれていません。載っているのは第9版だけなので、新しく買うなら第9版を選ぶのが安全です。前の版を持っている場合は、第9版で加わった内容を確かめてから使いましょう。
スマートフォン・モバイル実務検定も受けるつもりです。テキストは1冊で足りますか?
公式ページでは、同じ『モバイル基礎テキスト 第9版』がどちらの検定にも対応しているとされています。
テキストの文章を覚えれば合格できますか?
問題は、似た用語の違いや、記述の正しさを見分ける形で出ます。文章を覚えるより、用語の名前と特徴をセットで理解し、問題を解いて区別できるかを確かめるのが近道です。
テキストのほかに、公式の問題集はありますか?
公式ページで確かめられたのは、サンプル問題と解答(どちらも PDF)です。過去問は公開されていません。
もちこ道場
章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる
公式テキストの全10章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。
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31日間・買い切り・自動更新なし
- 全10章 500問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)なし
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。