モバイル技術基礎検定の公式テキスト
『モバイル基礎テキスト 第9版』の選び方と使い方

更新日 2026年10月26日 読む時間の目安 約4分
この記事の要点
  • 対応テキストは、MCPC の公式ページで案内されている『モバイル基礎テキスト 第9版』(リックテレコム、2024年9月発売、2,420円・税込)です。
  • 同じ本がスマートフォン・モバイル実務検定にも対応しています。電子書籍版もあります。
  • 試験で問われるのは、似た用語の違いです。1回通して読んだら、問題を解いて間違えたところに戻る使い方がおすすめです。
この記事の目次
  1. 公式テキストは『モバイル基礎テキスト 第9版』
  2. 買い方
  3. 範囲は全10章
  4. 使い方のコツ
  5. 第1章の問題を解いてみる
  6. よくある質問

公式テキストは『モバイル基礎テキスト 第9版』

モバイル技術基礎検定の対応テキストは、MCPC の公式ページで案内されている『モバイル基礎テキスト』です。いまの版は第9版です。

項目 内容
書名 モバイル基礎テキスト 第9版
出版社 リックテレコム
発売 2024年9月
価格 2,420円(税込。電子書籍版は2,035円・税込の参考価格)
ページ数 224ページ(変形B5判)
ISBN 978-4-86594-417-4
対応する検定 モバイル技術基礎検定、スマートフォン・モバイル実務検定

公式ページで、第9版の改訂のポイントとして挙げられているのは、次のような内容です。

  • AI の基礎知識や、ChatGPT などの生成AI
  • スマートホームの規格 Matter
  • 法制度の更新と、AI事業者ガイドラインの解説

どれも新しい話題です。ネット上の古い記事には載っていないことがあるので、第9版を手元に置いて勉強するのが安全です。

1冊のテキストが対応する2つの検定 モバイル基礎テキスト 第9版 モバイル技術基礎検定 スマートフォン・ モバイル実務検定
対応テキストと検定の関係(MCPC 公式ページの記載から作成)

買い方

  • 書店・ネット書店で買えます。電子書籍版は、Amazon、楽天ブックス、honto、Apple のブックで販売されていると案内されています。
  • 書店にないときは、MCPC の公式ページから申込書(Excel)をダウンロードし、MCPC 検定事務局にメールで申し込めます。送料は別に500円で、同じ送り先に3冊以上なら無料です。個人の支払いは前払いです。
  • 社内教育や団体受検で複数冊を買うときの割引は、公式ページでは詳細が案内されていません。事務局に問い合わせてください。

範囲は全10章

テキストの範囲は、もちこ道場では全10章に分けています。章ごとの要点は、次の記事にまとめています。

  1. 「スマートフォン・モバイル」を知ろう!
  2. 様々なモバイルのサービス
  3. モバイル通信・通話の仕組み
  4. インターネットの基礎と接続
  5. モバイル機器の構造

第6章以降(ソフトウェア、コンテンツ、セキュリティ、法制度、5G/IoT/AI)も、同じように要点の記事があります。

使い方のコツ

公式テキストは、試験の範囲の元になる本です。ただ、読むだけでは、試験で問われる「似た用語の違い」に気づきにくいことがあります。

  • 1回目は全10章を通して読む。分からない用語には印を付け、細かく覚えようとしない。
  • 2回目は、問題を解いて間違えたところを読み直す。正解の用語だけでなく、ほかの選択肢の用語のページも開いて、違いを確かめる。
  • 通信とインターネットの章は、特に丁寧に。英字の略語が多く、似た仕組みの区別を問われます。

テキストを使ってどう勉強を進めるかは「勉強時間の目安と計画」にまとめています。

第1章の問題を2問、解いてみる

もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。

問1

移動体通信サービスを利用する際、従来は物理的なICカードを端末に差し込む必要がありましたが、1と呼ばれる端末内蔵型のモジュールを利用することで、販売店に赴くことなくリモート操作で加入者情報を書き換えて、通信事業者を変えられるようになりました。

答えと解説を見る

正解は 1(eSIM)です。

【概要】

SIMは利用者の加入状態を記録するモジュールであり、eSIMは端末に組み込まれたSIMである。eSIMはカードを差し替えずに加入者情報を書き換えられる。

【図解】実験的機能

SIMとeSIMの違い SIMとeSIMの違い

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1. eSIM正解あなたの解答 eSIMは端末に組み込まれたSIMであり、カードを差し替えることなく遠隔で加入者情報を書き込める。
  • 2. microSIMあなたの解答 microSIMは物理的なSIMカードの大きさの規格の一つであり、端末に差し込んで使うため内蔵型のモジュールではない。
  • 3. nanoSIMあなたの解答 nanoSIMはmicroSIMよりさらに小さい物理的なSIMカードであり、差し替えが必要なため内蔵型ではない。
  • 4. デュアルSIMあなたの解答 デュアルSIMは一台の端末で二つのSIMを使える機能を指し、端末に内蔵されたモジュールそのものの名称ではない。

問2

初期の移動体通信サービスでは、通話のほかに文字だけを送るポケベルのサービスも提供されていた。1996年からは、携帯電話やPHSにも短い文字メッセージを送受信できる1が搭載され、文字でやり取りする利用者が増えた。

答えと解説を見る

正解は 4(SMS)です。

【概要】

SMSは、Short Message Serviceの略で、短い文字メッセージを送受信するサービスである。1996年から携帯電話やPHSに搭載され、文字でのコミュニケーションの利用者が増えた。

【図解】実験的機能

モバイル端末とサービスの年表 モバイル端末とサービスの年表

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1. Eメールあなたの解答 Eメールは、携帯メールとして1999年に提供が始まったものであり、1996年に搭載された本問の仕組みではない。
  • 2. 写メールあなたの解答 写メールは、カメラ機能の人気を背景に、画像をメールに添付して送受信するものであり、短い文字メッセージを送るサービスではない。
  • 3. iモードあなたの解答 iモードは、携帯電話をインターネットにつなぐ1999年開始のサービスであり、本問の文字メッセージのサービスではない。
  • 4. SMS正解あなたの解答 SMSは、1996年から携帯電話やPHSに搭載された短い文字メッセージのサービスであり、問題文の年と内容に合う。
この続きを解く

第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。

第1章の続きを解く

よくある質問

前の版のテキストでも受けられますか?

MCPC の公式ページには、旧版のことは書かれていません。載っているのは第9版だけなので、新しく買うなら第9版を選ぶのが安全です。前の版を持っている場合は、第9版で加わった内容を確かめてから使いましょう。

スマートフォン・モバイル実務検定も受けるつもりです。テキストは1冊で足りますか?

公式ページでは、同じ『モバイル基礎テキスト 第9版』がどちらの検定にも対応しているとされています。

テキストの文章を覚えれば合格できますか?

問題は、似た用語の違いや、記述の正しさを見分ける形で出ます。文章を覚えるより、用語の名前と特徴をセットで理解し、問題を解いて区別できるかを確かめるのが近道です。

テキストのほかに、公式の問題集はありますか?

公式ページで確かめられたのは、サンプル問題と解答(どちらも PDF)です。過去問は公開されていません。

もちこ道場

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出典・注記

試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。

  1. 公式テキスト(MCPC 公式)
  2. モバイル技術基礎検定(MCPC 公式)