モバイル技術基礎検定の勉強時間は?
目安は約40時間。1日1〜2時間の計画
- MCPC は勉強時間の目安を発表していません。この記事の数字は、もちこ道場がテキストと問題の量から見積もった目安です。
- 公式テキスト224ページの通読、全10章の問題、60問・60分の模擬試験を合わせて、約40時間を見ておくと余裕があります。
- 1日1〜2時間なら、4週間から1か月ほど。試験の期間が4か月ほどあるので、受ける日から逆算して始めましょう。
勉強時間の目安
MCPC は勉強時間の目安を発表していません。そこで、テキストの量と問題の量から、必要な時間を計算しました。いずれも、もちこ道場の見積もりです。
| やること | 量 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 公式テキストを通して読む | 224ページ(1ページ2〜3分) | 約8〜10時間 |
| 全10章の問題を1回解く | 500問(1問2分前後で、見直しを含む) | 約16〜17時間 |
| 間違えた問題を解き直す | 全体の3割ほど(150問) | 約5時間 |
| 60問・60分の模擬試験を2回 | 本番の時間を計って解き、見直す | 約5時間 |
| 苦手な章の解き直し | 7割に届かない章 | 約4時間 |
| 合計 | 約40時間 |
通信や IT の用語をすでに知っている人は、読む時間と解く時間が短くなります。まったく初めての人は、用語に慣れるまで、上の表より多めに見てください。自分がどちらか分からないときは、まず約40時間で計画を立て、最初の1週間の進み具合を見て直します。
1日1〜2時間・4週間の計画
約40時間を4週間で終えるなら、1日1.5時間ほどです。次のように分けます。
| 週 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 1週目 | 公式テキストの全10章を1回通して読む。分からない用語に印をつける | 約10時間 |
| 2週目 | 第1〜5章の問題を解き、間違えた選択肢をテキストで確かめる | 約10時間 |
| 3週目 | 第6〜10章の問題を解き、同じように見直す | 約10時間 |
| 4週目 | 60問・60分の模擬試験を2回。7割に届かない章を解き直す | 約10時間 |
もっとゆっくり進めたい人は、同じ流れのまま期間を6週間に延ばします。その場合は1日1時間で足ります。
計画どおりに進めるコツ
- 2週目からは「解く」が中心です。テキストを読み直すのは、間違えた問題に関係するところだけにします。
- 章ごとの進み具合を記録します。正答率が低い章が分かれば、4週目にどこを解き直すかがすぐ決まります。
- 第3章(モバイル通信・通話の仕組み)と第4章(インターネットの基礎と接続)は、用語が多いので、ほかの章より時間を多めに取ります。
- 模擬試験は時間を計って解きます。60問を60分で解き切れるかは、通して解かないと分かりません。
平日に時間が取れない人は
平日と休日で役割を分けます。
- 平日(1日30分): 通勤や昼休みに、章ごとの問題を少しずつ解く。
- 休日(1日2〜3時間): テキストをまとめて読む、間違えた問題をテキストで確かめる、模擬試験を通して解く。
この配分なら1週間で約6時間なので、約40時間を6〜7週間で終えられます。模擬試験は、60分続けて解ける休日に入れるのがおすすめです。
模擬試験で何割を目標にするかは「合格点は?合格基準は非公開、目安の立て方」で説明しています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
携帯電話で移動しながら途切れることなく通話ができるのは、端末が周囲の基地局の電波を測定し、最適な基地局が変わったと判断した際にネットワークへ通知を行っているためです。この通知を受けて、ネットワークが端末と新たな無線基地局とを接続し直す仕組みを1といいます。
答えと解説を見る
正解は 1(ハンドオーバ)です。
【概要】
端末は周囲の基地局の電波の強さを測り、適切な基地局が変わると網へ知らせる。網が新しい基地局に接続し直すこの仕組みをハンドオーバといい、移動中も通話が途切れない。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. ハンドオーバ正解あなたの解答 ハンドオーバは、基地局のエリアを渡り歩くように接続先を切り替えて、移動中の通話を継続させる仕組みである。
- 2. キャリアアグリゲーションあなたの解答 キャリアアグリゲーションは複数の周波数の電波を束ねて通信を高速化する技術であり、基地局を切り替える仕組みではない。
- 3. セッション切替あなたの解答 セッション切替は通信の論理的なつながりの切替えを漠然と表す語であり、無線基地局を切り替える仕組みの名称ではない。
- 4. フォワード連携あなたの解答 フォワード連携は移動体通信の仕組みを表す一般的な用語ではなく、新たな基地局へ接続し直す仕組みの名称ではない。
問2
パケット通信方式では、送受信する情報をパケットという単位に分割する。それぞれのパケットの前部には、届け先や制御に関する情報をまとめた1が付けられ、専用のネットワークで送受信される。
答えと解説を見る
正解は 1(ヘッダ)です。
【概要】
ヘッダは、各パケットの先頭に付けられ、宛先や制御に関する情報を持つ部分である。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. ヘッダ正解あなたの解答 パケットの前部に付く、届け先や制御の情報という問題文の説明は、この部分の役割と一致する。
- 2. ペイロードあなたの解答 ペイロードは、パケットのうち運ばれるデータ本体の部分を指す一般的な用語であり、宛先や制御の情報をまとめた部分ではない。
- 3. プロトコルあなたの解答 プロトコルは、通信を行うための取り決めの総称であり、各パケットの先頭に付く情報の部分を指す語ではない。
- 4. ドメインあなたの解答 ドメインは、インターネット上の名前の管理に使う概念であり、パケットの先頭に付く情報ではない。
第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
勉強時間の数字は公式のものですか?
公式の目安は発表されていません。この記事の数字は、公式テキストのページ数(224ページ)と、もちこ道場の問題数(500問)、試験の60問・60分から、もちこ道場が計算した見積もりです。読む速さや経験で変わるので、目安として使ってください。
1か月より短く仕上げられますか?
通信や IT の用語に慣れている人なら、短くできる場合があります。ただ、全10章を一通り問題で確かめる時間と、60問・60分の模擬試験を解く時間は削らないほうが安全です。
テキストを読むのと問題を解くのは、どちらに時間をかけるべきですか?
計画では、読むのが約4分の1、解く・見直すのが約4分の3です。過去問が公開されていない試験なので、問題を解いて「覚えたつもり」を確かめる時間を多めに取ります。
いつから勉強を始めればいいですか?
受験日から逆算して決めます。約40時間なら、1日1時間で6週間ほど、1日2時間で3週間ほどです。試験の期間は4か月ほどあるので、日程に余裕を持って申し込めます。
もちこ道場
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モバイル技術基礎検定の対応テキストは『モバイル基礎テキスト 第9版』(リックテレコム、2024年9月発売、2,420円)です。全10章の範囲、買い方、使い方を、MCPC の公式ページの内容からまとめました。
ほかの資格の勉強時間: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ IoTシステム技術検定 中級 ・ スマートフォン・モバイル実務検定 ・ アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。