モバイル技術基礎検定の出題形式
4つの形式と、形式ごとの解き方

更新日 2026年10月27日 読む時間の目安 約5分
この記事の要点
  • 出題は4つの形式です。穴埋め(1か所)・穴埋め(組み合わせ)・適切な記述を選ぶ・不適切な記述を選ぶ。公式のサンプル問題14問にも、この4つがそろっています(7問・4問・2問・1問)。
  • 形式はどの章も同じです。章ごとに変わるのは中身(用語)なので、形式の解き方は一度身につければ全10章で使えます。
  • 時間は60問・60分で1問1分が目安です。サンプル問題の約8割は穴埋めなので、穴埋めを手早く片づけられるかが時間配分の中心になります。
この記事の目次
  1. 4つの形式
  2. 形式ごとの解き方
  3. 時間の使い方
  4. 第2章の問題を解いてみる
  5. よくある質問

4つの形式

モバイル技術基礎検定の問題は、どれも4つの選択肢から1つを選ぶ形です。その中で、問われ方が4つに分かれます。公式のサンプル問題にも、この4つの形式がそろっています(くわしくは「過去問はある?」)。

形式 どんな問題か もちこ道場の問題数
穴埋め(1か所) 文の中の空欄 [1] に入る用語を選ぶ 200問
穴埋め(組み合わせ) 空欄 [1] と [2] に入る用語の組み合わせを選ぶ 100問
正しい記述を選ぶ 4つの文から、正しい(最も適切な)ものを1つ選ぶ 100問
誤った記述を選ぶ 4つの文から、誤っている(不適切な)ものを1つ選ぶ 100問

形式はどの章も同じです。章ごとの記事(章の要点)では、形式の話は省き、その章の用語だけをまとめています。

4つの形式と、読む量 読む量が少ない 穴埋め(1か所) 穴埋め(組み合わせ) 読む量が多い(4つの文を比べる) 正しい記述を選ぶ 誤った記述を選ぶ 穴埋めで時間をため、記述を選ぶ問題に回す
4つの形式と、読む量(もちこ道場のまとめ)

形式ごとの解き方

穴埋め(1か所)

説明文を手がかりに用語を思い出す問題です。選択肢を見る前に、空欄の前後の言葉(たとえば「端末は自らが居るエリアが変わったとき」)から、答えの見当を付けます。そのうえで選択肢を見て、見当と合うものを選びます。モバイル通信の用語は似た名前が多いので、先に見当を付けておくと迷いません。

穴埋め(組み合わせ)

空欄が2つあり、どちらも合っていないと正解になりません。2つのうち、意味がはっきりしている方から決めると、選択肢が2つほどに減ります。残りは、もう片方の空欄に入れて文の意味が通るかで決めます。

正しい記述を選ぶ

4つの文から、正しいものを選びます。サンプル問題には「最も適切な記述」を選ぶ形も出ています。1つずつ文を読んで「合っている」「合っていない」を判断し、迷う文は保留にして、ほかの3つを先に片づけます。

誤った記述を選ぶ

同じ4つの文でも、選ぶのは誤っているものです。問題文の「不適切」を確かめてから読みます。正しい記述を選ぶ問題と同じ感覚で読むと、逆に答えてしまいます。数字、携帯電話の仕組みの手順、「すべて」などの言い切りが入れ替わっていないかを見ます。

時間の使い方

本番は60問・60分なので、1問1分が目安です。サンプル問題の約8割が穴埋めなので、穴埋めを1問30秒ほどで進めると、記述を選ぶ問題に1分半ほど使えます。1問で迷ったら先に進み、最後に残った時間で見直します。

試験直前の過ごし方は「試験直前の1週間にやること」に、目標の点数は「合格点は?」にまとめています。

第2章の問題を2問、解いてみる

もちこ道場の第2章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。

問1

LTE以降の方式で実現される音声通話サービスでは、音声データについてもIPパケットの形でやり取りが行われる。この技術を利用した通話サービスは1と呼ばれ、安定した通話と品質の向上を実現している。

答えと解説を見る

正解は 4(VoLTE)です。

【概要】

LTE以降の方式では音声もIPパケットで送受信し、それを用いたIP電話サービスをVoLTEと呼ぶ。安定した通話と品質向上を図り、緊急通報にも対応している。

【図解】実験的機能

音声通話がIPパケットになるまで:VoLTEとIMS 音声通話がIPパケットになるまで:VoLTEとIMS

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1. PDCあなたの解答 PDCは1994年から国内のデジタル携帯電話で使われた方式であり、LTE以降のIP電話サービスの名称ではない。
  • 2. CDMAあなたの解答 CDMAはPDCの次に登場し高度な音声符号化を導入した方式であり、LTE上のIP電話サービスの名称ではない。
  • 3. ワンセグあなたの解答 ワンセグはモバイル機器向けの地上波デジタルテレビ放送であり、音声通話サービスではない。
  • 4. VoLTE正解あなたの解答 VoLTEはLTE以降のデータ通信網で提供されるIP電話で、安定した通話と品質の向上を図っている。

問2

海外でスマートフォンを利用する際、自分が日本で使っている端末をそのまま使用せず、渡航先の国で使われている端末に自分の1だけを差し替えて利用する方法がある。

答えと解説を見る

正解は 1(SIMカード)です。

【概要】

渡航先で使われている端末に自分のSIMカードを差し替えて使う方法をSIMカードローミングという。端末をそのまま持ち込む国際ローミングと並ぶ、海外での利用方法である。

【図解】実験的機能

ローミング(国際・SIMカード・国内) ローミング(国際・SIMカード・国内)

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1. SIMカード正解あなたの解答 SIMカードを現地の端末に挿せば国内と同じ番号が使え、この方法はSIMカードローミングと呼ばれる。
  • 2. ソフトウェアキーボードあなたの解答 ソフトウェアキーボードは画面に表示される入力手段であり、現地の端末に差し替えて使う部品ではない。
  • 3. ネットワーク暗証番号あなたの解答 ネットワーク暗証番号は付加サービスを遠隔で設定する際に使う番号であり、差し替える物ではない。
  • 4. バッテリーあなたの解答 バッテリーは端末の電源となる部品であり、差し替えても自分の電話番号を使えるようにはならない。
問題を解いて確かめる

第2章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の50問を試せます。

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よくある質問

形式ごとに何問ずつ出るか決まっていますか?

本番の内訳は分かりません。目安になるのは公式のサンプル問題14問の内訳で、穴埋めが11問(1か所7問・組み合わせ4問)、記述を選ぶ問題が3問(適切2問・不適切1問)です(「過去問はある?」の図)。もちこ道場の問題は全500問で、穴埋め(1か所)が200問、ほかの3つの形式が100問ずつです。

どの形式から練習すればよいですか?

最初は穴埋め(1か所)で用語を覚え、次に組み合わせと記述を選ぶ問題で、似た用語の違いを確かめる順がおすすめです。

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出典・注記

試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。

  1. モバイル技術基礎検定(MCPC 公式)
  2. 検定試験サンプル問題(MCPC 公式)